ビジネスパーソンにとって、名刺の管理は重要なタスクです。
しかし、いくら名刺がビジネスチャンスにつながるといっても、日々の業務に終われ、効率的な管理方法を探している人も多いはず。
そこで今回は、今注目を集めている名刺管理アプリWantedly Peopleについて紹介していきます。
Wantedly Peopleとは?

Wantedly Peopleは、株式会社Wantedlyが提供している名刺管理アプリ。最大10名の名刺を一度にデータ化できる性能を持ちながら、利用料金は基本的に無料となっています。
Wantedlyが提供する名刺管理アプリ
ビジネスSNSとして採用活動に利用されているWantedlyを運用する同社のサービスとあって知名度があり、現在400万人以上がWantedly Peopleを利用しています。
Wantedly Peopleの主な機能・特徴
Wantedly Peopleには、他の名刺管理アプリにはない、ビジネスに役立つ独自の特徴がいくつかあります。
最大10枚の名刺を一度に読み取れる
最大の特長は、スマートフォンのカメラで最大10枚の名刺を同時に撮影し、瞬時にデータ化できることです。複数枚を一度に読み取れるため、短時間で整理が可能。読み込まれたデータは即座に連絡先に追加されます。
簡単に共通の話題を見つけられる
スキャンした名刺データをもとに、相手の会社や業界に関連するニュース記事をアプリ上で確認できます。商談や打ち合わせの前に目を通すことで、共通の話題や話のネタを見つけやすくなり、円滑なコミュニケーションに役立ちます。
相手のプロフィールが自動的に更新される
Wantedly Peopleでつながった相手が、転職・昇進・異動などでプロフィール(勤務状況など)を更新すると、その情報がアプリにも自動的に反映されます。これにより、相手の最新情報を逃さず、良好な関係を築けます。
複数の名刺を自分のアカウントに登録可能
自分のプロフィール欄に複数の名刺を登録できるのも特徴。副業やパラレルキャリアを持つ人も名刺を分けて管理できます。
便利なソート機能と検索機能を完備
登録した名刺データは、名前・会社名・部署・役職などに加えて、過去の職歴や学校名など、名刺に書かれていない情報でも検索が可能です。
名刺データを簡単にシェアできる
登録している名刺データを、LINE・SMS・メールなどを利用して、他の人に簡単に共有できます。セキュリティにも配慮し、一定の時間で使えなくなるURLを発行できるため、安心して利用できます。
スマホアプリ版とパソコン両方で使用可能
名刺情報はアカウントに紐づいて管理されるため、スマートフォンアプリだけでなく、PCやタブレットでも自分のアカウントにログインすることで操作が可能です。機種変更時のデータ移行も簡単に行えます。
高いセキュリティで個人情報を守る
無料で利用できるアプリですが、セキュリティ対策も充実しています。名刺データは全て人工知能(AI)が処理。通信は暗号化されるため、情報が漏れることはありません。
Wantedly Peopleの料金プラン
Wantedly Peopleは、完全無料ですべての機能を利用できます。なぜなら記事の間に広告を挿入し、マネタイズをしているから。広告は表示されてしまいますが、料金がかかる名刺管理アプリを使いたくないという人には、完全無料で使えるWantedly Peopleがおすすめです。
Wantedly Peopleの使用方法
アプリのインストール手順
App StoreまたはGoogle Playストアから「Wantedly People」を検索し、アプリをインストールします。インストール後、「今すぐはじめる」をタップして利用を開始します。
▼App Storeはこちら
https://apps.apple.com/jp/app/wantedly-people/id1148864930
▼Google Playストアはこちら
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.wantedly.android.namecard_scanner
▼ブラウザ版はこちら
https://people.wantedly.com/about
アカウントにログインする方法
アプリを起動後、Apple、Facebook、Google、またはメールアドレスのいずれかを選択してログインします。名刺情報はアカウントに紐づくため、複数の端末から同じデータにアクセスできます。
名刺を登録する方法
Wantedly Peopleでは、以下の2つの方法で簡単に名刺情報を登録できます。
▼スマートフォンカメラで撮影・登録する場合
手元のスマートフォンを使って、名刺を直接撮影して登録する方法です。
- Wantedly Peopleのアプリを起動します。
- 画面中央下部にある「○」アイコンをタップして、カメラを起動します。
- カメラが起動したら、名刺に焦点を合わせ、撮影します。
▼ScanSnap(スキャナー)を使ってスキャン・登録する場合
大量の名刺をまとめて正確にデータ化したい場合は、ScanSnapとの連携が便利です。
- ScanSnapをパソコンまたはスマートフォンに接続します。
- Wantedly Peopleにログインします。
- 画面上の「スキャンを開始」をクリックするか、スキャナー本体のスキャンボタンを押すと、名刺の読み取りが始まります。
名刺を管理するための方法
登録した名刺は、アプリ内の人型アイコン(連絡先一覧)から確認・管理できます。
▼編集方法
連絡先一覧から編集したい名刺を選択し、編集したい項目の横にある鉛筆アイコンをタップして情報を修正できます。誤認識があった場合でも、名刺画像自体が保存されているため、それを見て修正できます。
▼着信時名前表示
スマホの連絡先と同期させると、登録されていない相手から電話がかかってきたときでも、着信画面に相手の名前が表示されます。
自分のプロフィールを設定する方法
Wantedly Peopleでは、自分の名刺やプロフィール情報を登録できます。
Wantedlyのプロフィールと同期すると、企業名、役職、職歴、学歴などがPeopleのプロフィールにも反映されます。編集は、自身のプロフィールは編集画面からいつでも変更できます。
相手の情報を確認する方法
登録した名刺の情報をアプリで検索し、相手の連絡先情報だけでなく、Wantedlyのプロフィールや関連ニュースを確認できます。これにより、名刺以上の深い情報を得て、関係性を深めるきっかけとなります。
名刺交換後、つながりたくない相手との対応方法
Wantedly Peopleでは、不要な「つながり」を削除できます。詳細はアプリのヘルプなどをご確認ください。
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Wantedly運用代行で最短の採用成果を!
Wantedly Peopleに登録した名刺情報は、ビジネスSNSであるWantedlyのプロフィールに紐づきます。
もしあなたが採用人事の場合は、この人脈を「最短で採用成果につなげるための重要なリソース」としても捉えているのではないでしょうか。
しかし、Wantedlyの運用自体に課題を感じ、「大切な人脈を活かしきれていない」と悩みを抱える担当者も少なくありません。Wantedlyの運用に特化した専門的なサポートをお探しの方は、ぜひ株式会社NOVELまでご相談ください。
まとめ
Wantedly Peopleは、最大10枚の同時読み取りやプロフィール自動更新など、ビジネスパーソンのための便利な機能を無料で提供する名刺管理アプリです。
名刺管理の手間を大幅に削減し、相手の最新情報や共通の話題を把握することで、あなたのビジネスを強力にサポートしてくれるでしょう。