採用広報や人材獲得の手段として注目を集める「Wantedly(ウォンテッドリー)」。スタートアップから大手企業まで幅広く利用されており、求人媒体というより「共感採用プラットフォーム」として特徴的なポジションを築いています。
本記事では、Wantedlyの掲載料金体系やプラン内容を分かりやすく解説します。
本記事をお読みいただくことで、Wantedlyの料金プランを理解し、自社の採用活動にお役立ていただけますので、是非とも最後までお読みください。
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Wantedly(ウォンテッドリー)とは?

Wantedly(ウォンテッドリー)は、企業と求職者が「共感」を軸に出会うことを目的とした採用プラットフォームです。
従来の求人媒体とは異なり、単なる職務内容や給与情報の掲載にとどまらず、企業のビジョン・文化・働く環境といった“想い”を発信できる点が特徴です。
Wantedly(ウォンテッドリー)の掲載料金・価格プラン
Wantedlyの掲載料金は、企業のニーズに応じた複数のプランが用意されており、それぞれの特徴に応じて選択することができます。ここでは、各プランの料金・価格プランについて解説します。
| ライトプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 6ヶ月 | 12ヶ月 | 24ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | 24ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | 24ヶ月 | |
| 総額 | 36万円 | 66万円 | 120万円 | 90万円 | 168万円 | 312万円 | 132万円 | 228万円 | 384万円 |
| 月額 | 6万円 | 5.5万円 | 5万円 | 15万円 | 14万円 | 13万円 | 22万円 | 19万円 | 16万円 |
| ダイレクト スカウト通数 |
— | 150通 | 300通 | 600通 | 300通 | 600通 | 1,200通 | ||
| 管理画面に 入れる人数 |
15名 | 30名 | 無制限 | ||||||
ライトプラン
ライトプランは月額5万円〜6万円のプランです。
「ライト」というネーミングですが、求人情報の掲載や、ストーリー、企業のプロフィール設定など、基本的な機能は全て使うことができます。月額料金以外に追加費用が発生しにくいため、予算管理がしやすいのも魅力です。
また、ライトプランであっても求人情報の掲載件数は無制限。複数のポジションを同時に募集することが可能です。
スタンダードプラン
スタンダードプランは月額13万円〜15万円のプランです。
このプランからは、求人情報やストーリーなどだけでなく、ダイレクトスカウトを配信する機能を使うことができます。6ヶ月プランなら150通、24ヶ月プランなら600通を配信することができます。
また、スタンダードプランでは、求人情報の掲載件数が無制限。複数のポジションを同時に募集することが可能です。
プレミアムプラン
プレミアムプランは月額16万円〜22万円のプランです。
求人情報やストーリーなどだけでなく、ダイレクトスカウトを配信する機能を使うことができます。配信できるダイレクトスカウトの通数も多く、6ヶ月プランなら300通、24ヶ月プランなら1,200通まで配信可能です。
プレミアムプランでも求人情報の掲載件数は無制限。複数のポジションを同時に募集できます。
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Wantedly(ウォンテッドリー)と他の求人媒体の比較

Wantedlyは、他の求人媒体と比較して独自の特徴を持っています。各項目ごとに比較をします。
比較1: 掲載料金・コスト構造の違い
多くの求人媒体は「1職種・1掲載期間ごとに課金する固定料金制」を採用しています。
一方、Wantedlyは月額制のサブスクリプション型。月額6万円〜という低コストで、複数の求人を同時に掲載できます。
この料金体系の最大の利点は、“何職種出しても追加費用が発生しない” という点です。
たとえば、成長フェーズのスタートアップが営業職・エンジニア職・デザイナー職を並行して募集する場合、他媒体なら3枠分の費用が必要になりますが、Wantedlyでは同一契約内で完結します。
結果として、採用職種が多い企業ほどコストパフォーマンスが高くなるのが特徴です。一方で「1職種だけを短期で採り切りたい」ケースでは、他媒体のスポット型掲載の方が有利な場合もあります。
比較2: 母集団の特徴・ユーザー層の違い
他の主要媒体(マイナビ転職・doda・エン転職など)は、転職意欲が明確な即戦力層を中心に構成されています。Wantedlyのユーザーはそれとは異なります。
転職意欲は高いが、焦ってはいない
「今すぐ転職」というより「自分に合う働き方を探したい」「価値観の合うチームで働きたい」と考える潜在層が多いのが特徴です。
年齢層は若手が多い
年齢層は20〜30代前半が中心で、スキルよりもカルチャーフィットを重視。企業側がミッションやビジョンを打ち出すことで共感が生まれ、結果として定着率の高い採用につながりやすい傾向があります。
比較3: 向いている業界
Wantedlyは、スタートアップ・IT・Web・クリエイティブ業界との親和性が高い媒体です。
これらの業界では企業の文化やビジョンが採用の決め手になりやすく、Wantedlyの「ストーリー」や「応援」機能を活用して情報発信することで効果的に母集団を形成できます。
一方で、販売職や製造業など、求められるスキルが明確でカルチャー発信の優先度が低い業界では、Wantedlyの強みを活かしきれない場合もあります。
Wantedlyはあくまで“カルチャーを発信して採る”ためのプラットフォーム。「企業としての想い」を軸に採用したい企業にとって、他媒体にはない魅力を発揮します。
Wantedly(ウォンテッドリー)の費用対効果を高める方法

Wantedlyを利用する際に、単に掲載料金を支払うだけではなく、その投資に見合ったリターンを得るための工夫が重要です。ここでは、Wantedlyの費用対効果を高めるための具体的な方法をいくつかご紹介します。
長期契約で月額単価を下げる
長期契約を選択することで月額単価が下がるような価格設定になっています。
最適化した予算で、継続的に求人情報を掲載し、優秀な人材を獲得するチャンスを増やすことができます。
成果報酬ゼロ・掲載件数無制限を活かす
採用成功時の成果報酬がゼロであることもWantedlyの特徴の一つ。Wantedly経由での採用数は、増えれば増えるほど、採用単価低減につながります。
さらに、Wantedlyでは募集ページもストーリーも、掲載数に制限はありません。複数のポジションを同時に募集したり、異なるアプローチで求人を出すことが可能。たとえば、同じポジションでも異なる条件や企業文化を強調した求人を作成することで、より多様な候補者にアプローチできます。
SNS拡散機能「応援」を活用する
Wantedlyには「応援」というSNS拡散機能があります。求人ページの「応援」ボタンを押せば、簡単に募集ページをSNSで募集ページをシェアできる機能です。
SNS上で新たな候補者に届くという直接的な波及だけでなく、Wantedlyのアルゴリズムの評価を高める効果もあります。
露出を最大限にするためにも、社内でも協力して、積極的にたくさんの「応援」を集めましょう
「本日の無料スカウト」を活用する(ライトプラン限定)
スタンダードプラン、プレミアムプランにはダイレクトスカウトメール配信機能が備わっていますが、ライトプランにも「本日の無料スカウト」という枠が提供されています。
コストをかけずに多くの求職者へアプローチできるため、予算を抑えながら採用活動の接点を増やしたい企業にとって有効な手段です。
特にスタートアップや中小企業のように、採用費を最小限に抑えたい企業におすすめ。無料枠を日々活用することで、限られたリソースの中でも優秀な人材に継続的にリーチできます。
株式会社NOVELのWantedly運用代行サービスの特徴

▲弊社作例。デザインも妥協しないNOVELの姿勢はWantedlyとの相性バツグン。
株式会社NOVELのWantedly運用代行サービスは、クリエイティブとデータ分析の両面から採用成果を最大化する点が特徴です。求人記事作成やスカウト配信に加え、企業の魅力を引き出す取材・撮影・ストーリー設計まで一貫して支援いたします。
「Wantedly認定パートナー」の資格を持ち、自社運用でもPVランキングベスト100に継続ランクイン。運用ノウハウを自社でも検証・改善を重ねており、“成果が出る運用”を再現性高く提供できる点が強みです。
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まとめ
本記事では、Wantedlyの掲載料金やプラン内容について詳しく解説しました。ライトプラン、スタンダードプラン、プレミアムプランのそれぞれの特徴を理解することで、自社のニーズに最適なプランを選択する手助けとなるでしょう。
採用活動は企業の成長に直結する重要な要素です。Wantedlyを活用することで、より多くの優秀な人材と出会い、企業のビジョンを共有できる仲間を増やすことが期待できます。
ぜひ、この記事を参考にして、自社の採用戦略にWantedlyを取り入れてみてください。