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2025.10.22

Wantedlyのストーリー機能とは? 採用を成功させるための記事の書き方も解説!

Wantedlyの「ストーリー」は、企業の魅力を伝えるための “採用広報コンテンツ”です。

社員インタビューや事業紹介などを通じて、企業の想いをリアルに発信できるのが特徴。

本記事では、Wantedlyストーリーに期待できる効果や発信するテーマ例、作成手順、採用効率を最大化させるコツなどについて詳しく解説します。

Wantedlyの「ストーリー」とは?

▲イメージ:Wantedly社が発信するストーリー

Wantedlyの「ストーリー」は、企業の魅力やカルチャーを伝えるための “記事型コンテンツ”です。イメージとしては、採用広報に特化した企業ブログという表現が近いでしょう。

社員インタビューや事業紹介、社内イベントレポートなどを自由に発信でき、会社の「中の人」や「雰囲気」をリアルに伝えられます。

「募集ページ」との違い

Wantedlyの募集ページは、求人情報としての事実を伝える場ですが、一方でストーリーはその“背景”や“想い”を語る場です。たとえば「なぜこの事業をやっているのか」「どんな人が働いているのか」「どんな文化が根づいているのか」といったテーマがよく扱われており、定量化しづらい魅力が届けられます。

Wantedlyのストーリーに期待できる効果

Wantedlyの「ストーリー」は、採用活動に多方面で効果を発揮します。単なる記事発信ではなく、企業の認知拡大や応募率の向上、社員のモチベーション向上などにつながる点が特徴です。

ここでは、その具体的な効果を紹介します。

期待できる効果①:露出が増える

ストーリーを発信することで、Wantedly内での露出が増え、より多くの人に会社を知ってもらう機会が広がります。タイムラインや検索結果で目に触れる回数が増えることで、企業ページや募集記事への流入も自然に拡大。

結果として、“知ってもらう”だけでなく“応募される”チャンスまで広がるのが大きな魅力です。

期待できる効果②:求職者の志望度を上げられる

Wantedlyのストーリーは、形式にとらわれず自由に発信できるのが最大の魅力です。

記事内容の制約がほとんどなく、社員インタビューや事業紹介、社内イベントレポートなど、企画次第でどんなテーマでも構成できます。写真の掲載枚数にも制限がなく、ビジュアルをふんだんに使って会社の空気感を伝えることも可能です。

自社の理念やカルチャー、社員の人柄といった“会社の本質”をリアルに届け、候補者の共感や応募意欲を高める要素になっています。

期待できる効果③:社員のエンゲージメント向上

Wantedlyのストーリーは本来、求職者向けの発信コンテンツですが、社内に影響を及ぼす場面も。

たとえば、インタビュー記事やプロジェクト紹介は、社員自身が自分の仲間や会社の想いを改めて知るきっかけになり、社員同士の話の種になることも。

結果として職場の雰囲気や一体感を高め、定着率の向上にもつながります。

期待できる効果④:社外への広報効果を高める

Wantedlyのストーリーは、企業広報の領域でも効果を発揮します。事業ビジョンや新たな取り組みなどを発信できるため、会社の方向性を外部に分かりやすく伝えるツールとしても機能します。

ストーリー記事で差別化するためのテーマ例

では、具体的にどんなテーマでストーリーを作成するのか、一例を紹介します。

例1. 社員インタビューでリアルな声を届ける

ストレートに社内の雰囲気を伝えるなら、社員インタビューがおすすめ。

仕事内容から入社した理由、社内の人間関係など、募集記事だけでは書ききれない内容を盛り込めます。

募集職種の社員にインタビューする、先輩と後輩で対談するなど、豊富なバリエーションで量産が可能です。

例2. 代表インタビューでビジョンを共有する

企業ページですでにMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)は書いているかもしれませんが、やはりインタビュー形式で発信すると熱量とともに伝わります。

企業の想いに共感する仲間を集めるなら社長インタビューは意外と効果的です。

例3. ユニークな社内制度やイベントを紹介

企業の魅力を伝えるなら他社との差別化を図れる福利厚生や、社内で好評な制度を書くのも一つの手。

たとえば、社内表彰制度があるなら授賞式の様子をレポートするのも、魅力と雰囲気を同時に伝えられるでしょう。

例4. 成長ストーリーでキャリアパスを示す

単純なインタビューではなく、社員の1人をモデルケースとして、どのようにキャリア形成してきたかを示すコンテンツです。

入社後のキャリアのイメージがつき、志望度が高まるのはもちろん、会社が求めるスキルや人物像も伝えられ、ミスマッチも防げます。

Wantedlyストーリー作成の手順

では、早速ストーリーを作るにあたっての具体的な手順を操作画面とともに解説します。

①ストーリー作成画面にアクセス

▼管理画面からストーリー作成画面に入る場合

  • まずは管理画面左側から「ストーリー」を選択すると、ストーリー一覧が表示されます。
  • 次に右上の「ストーリー作成」をクリックすると、作成画面が開きます。

▼アカウントTOPページからストーリー作成画面に入る場合

  • 右上の「ストーリー」をクリックすると、ストーリーのTOPへ遷移します。
  • 直近3記事のサムネイルが表示されているすぐ下に「+記事を投稿」というボタンが表示されているので、このボタンをクリックするとストーリー作成画面に入ることができます。

②作成から投稿へ

下記が作成画面です。タイトル、画像、本文と感覚的に操作できるので作成自体は簡単。Wantedlyの表記規定に目を通した上で作成していきましょう。

なお、カバー画像(メイン画像)の推奨サイズは縦560px × 横1280px。ステム側に16:7のアスペクト比で自動調整されます。

投稿は、ページ右上の「公開に進む」をクリックするだけで、完了します。

【成功事例】SESで“逆張り”訴求。あえて定性面に振り切って他社と差別化!

以下、私たち株式会社NOVELがアドカン様に提供した、Wantedly支援の具体的な実績・成功事例をご紹介いたします。

【背景】
売り手市場が続くIT業界では、高還元率や案件選択の自由度といった「定量的な好条件」を競い合う求人競争が激化しています。一見、好条件求人が「よりどりみどり」の求人マーケットですが、私たちは社員へのヒアリングから、ある重要な事実に着目しました。

【戦略】
それは、「代表の人柄」が入社の決め手となった社員が多数在籍しているという点です。 この発見から、他社と同じような定量面を打ち出すのではなく、「定性的な魅力」、すなわちMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)や企業カルチャーの訴求にこそ、採用効果があるのではないかという仮説を立てました。

【施策】
この仮説に基づき、MVVや企業文化の浸透を重視する採用媒体であるWantedlyに、ストーリー記事を展開。特に「代表の人柄」が伝わるような「温度感」を大切にしたコンテンツを発信。

また、低コストで運用できるWantedlyで仮説を検証し、価値筋が見えたところでHPにも展開しました。

【結果】
複数のエンジニア採用に成功。転職エージェント経由で接点を持ったあるITエンジニアからも、「Wantedlyのストーリー記事が、最終的な入社決断の決め手になった」という言葉をいただいています。 定量的な情報だけでは伝わらない、当社のリアルな「温度感」が、求職者の心を動かした成功事例です。

>この事例について詳しく読む

Wantedlyのストーリーの効果を最大化させるコツ

では、効果的なストーリーを作るコツを紹介します。

魅力的な見出しで鋭く興味を引く

見出しは記事の顔。一瞬で興味を引ける言葉選びが重要で、広報や広告コピーを書くのに近いスキルが必要になります。

写真のクオリティも妥協しない

写真は、会社や社員の印象を伝えるために重要なアイテムです。

明るさや表情はベストなものを使いましょう。上記のようにデザイン性のある画像も目を引きます。
Wantedlyは写真の比率が16:9と横長なので、顔が切れないかなど構図にも注意しましょう。

「応援」機能を活用する

ストーリーには「いいね」、募集記事なら「応援する」ボタンがあります。
社内で展開し、それぞれのボタンを押してもらうことでPVが伸びます。

応募への導線を意識する

記事内では、自然に応募ページへ誘導し、候補者がスムーズにアクションを起こせるように誘導することが大切です。

採用活動の全フェーズでストーリーを展開

ストーリーは、スカウトメールにURLいれたり、面接前にURL共有したりすることで、候補者の理解が深まります。

また、ストーリーのコンテンツをベースに、動画コンテンツを展開することも有効です。

参考:【完全ガイド】企業のライブ配信活用|メリット・事例・導入ステップ・注意点まで | CYANd Inc.

ストーリー作成における人事の課題

ここまで魅力的なストーリーを作るためのポイントを紹介してきましたが、実行するにはさまざまな課題があります。

人事の課題①:継続的に作成・更新ができない

継続が大事なストーリーですが、ストーリーの企画を考え続けるにも限界があり、人事担当者だけの定期的な更新は大変です。

人事の課題②:効果測定が困難

Wantedlyの「ストーリー」は、採用広報やブランディングの一環として非常に有効な手段ですが、数値で効果測定するのが難しいのが実情です。エントリーや採用というような本質的な効果に至るまで、何を指標にすれば良いかわからず迷子になり、運用を諦めてしまうケースも。

一定の傾向を把握するための参考指標として、以下のようなデータを確認することは可能です。

ストーリーのPV

まずはストーリーがどれだけ読まれたかを測るPVが指標になります。

募集記事のPV

ストーリー記事には募集記事を紐づけることができるため、ストーリーを更新すれば、募集記事のPVが伸びることもあります。

ランキング

Wantedlyがサイト上に公表しているランキング。募集記事のPVやフォロワー数などを総合的に見ての評価ですが、ストーリーもひとつの指標になります。

人事の課題③:リソースが確保できない

そもそも、勤怠管理や求職者の対応で、日頃から業務に追われている人事担当者には、ストーリーの更新も難しいかもしれません。しかし、効果を最大限に出すためには計画的な更新は不可欠。結果的にWantedlyの運用そのものが頓挫してしまうこともあります。

NOVELのストーリー作成サービスの特徴

▲弊社作例。デザインも妥協しないNOVELの姿勢はWantedlyとの相性バツグン。

株式会社NOVELのWantedly運用代行サービスは、ストーリーの制作も対応範囲内。クリエイティブとデータ分析の両面から採用成果を最大化する点が特徴です。求人記事作成やスカウト配信に加え、企業の魅力を引き出す取材・撮影・ストーリー設計まで一貫して支援いたします。

「Wantedly認定パートナー」の資格を持ち、自社運用でもPVランキングベスト100に継続ランクイン。運用ノウハウを自社でも検証・改善を重ねており、“成果が出る運用”を再現性高く提供できる点が強みです。

<<Wantedly運用代行サービスについて詳しくはコチラ>>

まとめ

Wantedlyの「ストーリー」は、採用広報・企業ブランディングの両面で活用できる強力な発信ツールです。記事を通じて企業の理念や文化、社員の想いを伝えることで、応募者の共感を高め、採用効果を長期的に伸ばすことができます。

継続的に発信することで認知拡大・社内活性化・広報効果も期待でき、採用活動をより戦略的に進めることができます。

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