Wantedly(ウォンテッドリー)は、求人サイトでありながら、求職者と企業が“共感”でマッチングすることを目的としたプラットフォームです。そのため、単に職務内容や給与条件を提示するだけではなく、企業文化や価値観を重視したコンテンツが特徴です。
スタートアップから大手企業まで幅広く導入しており、登録企業数は約41,000社、登録ユーザーは403万人超。20〜30代のユーザーが全体の約7割を占めており、若手層の求職者と企業の新たな出会いの場として注目されています。
本記事では、Wantedlyの効果的な使い方を、求職者・企業双方の視点から分かりやすく解説します。
Wantedly(ウォンテッドリー)の使い方【求職者向け】
Wantedlyは、求職者が自分に合った企業を見つけるための強力なツールです。ここでは、求職者がWantedlyを効果的に活用するための具体的な使い方を解説します。
主に「プロフィールの充実」「気になる企業を見つける」「企業に話を聞く」という3段階があります。それぞれのポイントを押さえることで、Wantedlyでのマッチング精度を高めることができます。
なお、求職者はWantedlyへの登録から応募まで、基本的に無料で利用できるのも魅力です。
プロフィールの作り方

画像引用元:株式会社NOVELのWantedly
まず始めに、求職者は自分自身のプロフィールを充実させることが重要です。名前、経験、スキルなどの基本的な情報だけでなく、自分の強みや価値観をしっかりと表現した自己紹介文に仕上げることで、企業側に自分の魅力が伝わりやすくなります。
また、業界特有のスキルや使用経験のあるツールを明記すれば、企業側に自分の専門性をアピールできます。過去のプロジェクトや実績もできるだけ具体的に記載することで、より説得力のあるプロフィールになります。
プロフィール写真も重要な要素です。清潔感があり、親しみやすい印象を与える写真を選ぶことで、企業に良い印象を与えることができます。
気になる企業の見つけ方

画像引用元:Wantedly公式サイト
Wantedlyでは、求職者が自分に合った企業を見つけるための多様な方法があります。
まずは検索機能を活用してみましょう。業種や職種、勤務地など、自分の希望にあてはまる企業を絞り込むことができます。フリーワードで「リモートワーク」「新規事業」「ベンチャー」など、自分が興味のあるキーワードで検索することも可能です。
また、企業が開催するイベント「ミートアップ」で興味のあるイベントを探し、実際に社員と交流する機会を持つこともできます。
検索にヒットした企業のプロフィールページには、企業の価値観や働き方の特徴、ストーリーなど、企業文化が伝わるコンテンツが豊富に掲載されています。
ストーリーとは、求人票では伝えきれない会社や組織の魅力をブログ形式で発信する場所です。そのため、ストーリーを見れば、社風や方針、共に働く社員について詳しく知ることができるので、必ずチェックしておきましょう。

画像引用元:株式会社NOVELのWantedly
「話を聞きに行きたい」での応募方法
Wantedlyでは、求職者が企業に対して「話を聞きに行きたい」という形で応募することができます。この機能は従来の求人応募とは異なり、企業とのカジュアルな対話を促進することを目的としています。企業との直接的なコミュニケーションは、より深い理解を得ることにつながります。
応募方法は、募集記事内にある「話を聞きに行きたい」ボタンをクリックするだけで完了します。
このボタンでは「今すぐ一緒に働きたい」「まずは話を聞いてみたい」「少しだけ興味がある」と、3段階の関心度合いを示すことで、企業にアプローチすることができます。

画像引用元:株式会社NOVELのWantedly
応募完了後は企業からの返信を待ちます。カジュアル面談の日程調整や選考の流れなどについては、Wantedly内のチャット機能でやり取りが可能です。
求職者が気をつけるポイントとコツ
Wantedlyを利用する際、求職者が気をつけるべきポイントを解説します。
第一に、プロフィールの充実度が非常に重要です。自分のスキルや経験、これから積みたい経験などを記載し、自己PRをしっかりと行いましょう。職務経歴書のような仰々しいものはなく、自分らしい写真や文章で表現することで、企業側に独自の魅力を伝えることができます。また、具体的な実績も掲載することで、より信頼感を与えることができるでしょう。
次に、企業文化や価値観を重視するWantedlyの特性を活かすために、企業の情報をしっかりとリサーチすることが大切です。企業のビジョンやミッション、実際の社員の声などを確認し、自分がその企業にフィットするかどうかを考えることが、より良いマッチングにつながります。
「話を聞きに行きたい」機能で応募する際は、企業側への質問を事前に用意しておくと良いでしょう。企業に対する興味や関心を具体的に示すことで、より深いコミュニケーションが生まれ相手に良い印象を与えることができると同時に、ミスマッチの防止にもつながります。
Wantedly(ウォンテッドリー)の使い方【企業向け】
ここでは、企業がWantedlyを活用するための具体的な使い方を解説します。
主に、企業の顔となる「会社ページの作成」「募集記事の作成方法と掲載手順」「スカウト機能の活用」の3段階に分けて説明します。
会社ページの作成方法

画像引用元:株式会社NOVELのWantedly
Wantedlyで企業が求職者にアピールするためには、まず魅力的な会社ページを作成することが欠かせません。会社ページとは、会社概要、働くメンバー、求人募集記事など、自社の情報がまとまったページです。以下に、会社ページの作成手順を詳しく解説します。
まずはWantedlyで会社アカウントを作成します。企業名、担当者名、担当者のメールアドレス、担当者の電話番号を入力するだけで簡単に始められます。
Wantedlyの基本プランはライトプラン、スタンダードプラン、プレミアムプランの3種類があり、利用期間によって料金が異なります。
詳しくは以下のページで解説しているので、ぜひ参考にしてください。
Wantedly(ウォンテッドリー)の掲載料金は?プランを解説!
次に、会社ページのホーム画面で企業のビジョンやミッション、価値観について詳しく記載しましょう。求職者は企業のカルチャーや働き方に共感できるかどうかを重視するため、これらの情報は特に重要です。
会社ページのホーム画面は、以下9つの要素で構成されています。
①ミッション・ビジョン
②価値観
③一緒に働くメンバー
④カルチャーマップ:Wantedlyの性格診断の結果に基づき会社のカルチャー可視化したマップ
⑤ストーリー:社員インタビューや企業ヒストリーなどブログ形式で掲載
⑥募集記事
⑦ミートアップ:勉強会や交流会といったイベント告知
⑧会社情報:所在地、HPのURL、設立年月日、創業者、授業員数
⑨ポートフォリオ:会社の実績
会社ページには写真や動画を活用して、職場の雰囲気やチームの様子を視覚的に伝えることが効果的です。定期的に内容を更新し、新しいプロジェクトや社内イベント、採用情報などの最新情報を反映させることで、求職者にとって魅力的なページを維持することができます。
募集記事の作成方法と掲載手順

画像引用元:株式会社NOVELのWantedly
Wantedlyで求人募集記事を掲載する手順は、シンプルで直感的です。記事作成ページの案内順に従って入力するだけなので簡単に作成できます。
募集記事は公開本数の限りなく、あらゆる職種で応募を集めることができ、追加料金も発生しないため、必要なタイミングですぐに募集をかけられます。
求人情報には職種や雇用形態などの基本情報のほか、仕事内容、身に付くスキル、得られる経験などを明確に記載し、仕事の魅力をしっかり伝えることが重要です。
募集記事作成後、公開ボタンを押すと公開審査に進みます。この審査は、募集記事がWantedly社の定める原稿規定に違反していないかをチェックするもので、クリアした募集記事のみが公開されます。公開審査は通常1時間以内に完了し、アカウント作成時に登録した担当者のメールアドレスに通知が届きます。
これでWantedly上に求人が掲載され、求職者が応募できるようになります。
募集記事の作成方法から掲載までの一連の流れは、以下のページで詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
Wantedlyの求人掲載方法を徹底解説!費用・効果・成功のコツまで紹介!
スカウト機能の活用方法
Wantedlyのスカウト機能は、企業が求職者に直接アプローチできるサービスです。この機能を活用することで、企業は自社にフィットする人材を能動的に見つけることができます。
まず、スカウトの絞り込み機能で条件に合う候補者を探します。職種、地域、年齢などあらかじめ定められた検索条件のほか、フリーワードでもフィルタリングできます。


画像引用元:Wantedly公式ヘルプセンター
気になる候補者がいれば、プロフィールをしっかりと確認し、スカウト文面を作成します。スカウト文は、その人の経験やスキルに基づいたオリジナルのメッセージを作成することがポイントです。単に「興味があります」といった一般的な内容ではなく、任せたい具体的なプロジェクトや業務に関連する内容を盛り込むことで、求職者の関心を引きやすくなります。
スカウトを受けた求職者から返信があった際には、時間を空けずスピーディにコミュニケーションを取ることが重要です。求職者の応募意欲を高め、良い関係を築く第一歩となります。
なお、スカウトを送信できるのはスタンダードプラン以上となり、送信可能通数は月額料金によって変動があります。詳しくは以下のページで解説しています。
Wantedly(ウォンテッドリー)の掲載料金は?プランを解説!
Wantedly(ウォンテッドリー)を活用したい企業側の注意点とコツ
Wantedlyを利用する際には、求職者と企業それぞれに特有の注意点やコツがあります。これらを理解することで、より効果的にサービスを活用し、理想的なマッチングを実現することができます。
Wantedlyを活用する企業にとって、求職者とのマッチングを成功させるためにはいくつかのポイントに注意しましょう。
企業文化や価値観を明確にする
Wantedlyを利用する求職者は給与や福利厚生だけでなく、企業のビジョンや働き方に共感を持つことを最も重視しています。そのため、会社ページで事業にかける想い、ミッションを実現するための具体的な取り組み、今後の展望、社員の声などを掲載し、企業のリアルな雰囲気を伝えることが効果的です。
募集記事の内容を充実させる
募集記事には、仕事内容や求めるスキルだけでなく、チームの雰囲気やプロジェクトの詳細など、求職者が興味を持つ情報を盛り込みましょう。また、応募者がどのような成長機会を得られるのかを示すことで、より多くの応募を引き寄せることができます。
スカウトメールの文面を工夫する
スカウト機能を活用する際には、ターゲットとなる求職者をしっかりと分析し、適切なメッセージを送ることが重要です。単に「興味があります」といった一般的なメッセージではなく、スカウトした具体的な理由や企業の魅力を伝えることで、求職者の応募意欲が高まります。
NOVELのWantedly運用代行サービスの特徴
NOVELのWantedly運用代行サービスは、採用広報とデータ分析の両面から成果を最大化する総合支援が強みです。募集記事やストーリーの作成はもちろん、企業の魅力を伝える会社ページの設計や共感を生む採用コンテンツ企画まで、ワンストップで対応しています。
さらに、PV、応募率、スカウト返信率などの数値をもとにした改善提案を実施し、運用を継続的に最適化します。自社でもWantedly PVランキング上位を継続し、関西では希少な「Wantedly認定パートナー」として信頼性も高いです。6ヶ月55万円の基本プランに加え、プロカメラマン撮影、追加記事作成、スカウト配信代行などご要望に合わせた柔軟なオプションも用意されています。
まとめ
Wantedlyは、求職者と企業の新しい出会いの場として、従来の求人サイトとは一線を画すサービスです。共感や企業文化を重視したマッチングを通じて、より良い職場環境を求める求職者と、理想の人材を探す企業の双方にとって有益なプラットフォームとなっています。
求職者は、自分の価値観やスキルを反映させた魅力的なプロフィールを作成し、気になる企業を見つけることで、より自分に合った職場を見つけることができます。一方、企業は自社の魅力を伝えるための会社ページを作成し、求人募集を行うことで、求職者とのマッチングを図ることができます。
本記事では、Wantedlyの基本的な使い方を求職者と企業の視点から詳しく解説しました。これを参考に、ぜひ自分に合った活用方法を見つけてください。