2021.04.06

就活スタイルは無難で終わらない!面接にぴったりの世代別スーツ選び

就活時の面接は、短時間で行われる一発勝負です。
相手に与える印象形としてまず一番先に入ってくるのが、服装や身だしなみといった目からの視覚情報だといわれています。
企業採用者とのファーストコンタクトになるからこそ、第一印象で採用可否に大きな影響を与えてしまうこともしばしば。ルールに則りすぎて他の人たちに埋もれてしまい、印象にすら残らないパターンは避けたいところです。
だからといって、奇抜で浮いてしまうのはもってのほかです。
今回は、就職・転職活動において自分らしさをアピールしつつ、垢抜けた印象になる就活スタイルを提案します。

就職活動を成功に導いてくれる年代別おすすめスーツ


近年、カジュアルデーなどを設けたりと、スーツ着用不要論を唱える企業も多くなっていますが、面接のときはスーツを着て望むのがルールです。
女性の場合は、スーツはデザインやカラーだけでなく、スカート派かパンツ派など、男性よりも選択肢が多いのも悩みのポイントです。スーツ選びを一歩間違えると、冴えない印象を与えるどころか、記憶にすら残らない恐れも…。
ここでは、無難になりすぎず場違いにならない「スーツ選び」を年代別にご紹介します。

【20代】清潔感UP!リクルートスーツは正しいサイズを選びましょう

初めての就職活動は、リクルートスーツ着用が一般的な認識です。
リクルートスーツだからこそ、新卒らしいフレッシュさをアピールできるものの「着られている感」が出てしまい、だらしなく写ってしまう可能性も。
ここでのスーツ選びのポイントは、ジャストフィット。リクルートジャケットも、きちんと体に合ったものを着ていれば、清潔感をキープしつつ他の応募者よりも一歩リードできます。
肩幅にシワが入っていないか袖が余ってないか裾が短すぎたり長すぎないかなど、試着の際には念入りにチェックをしてください。

【30代】自立した印象に!柄・模様のあるスーツをチョイスしましょう

ある程度の社会経験を積んでいる30代は、自立した印象を与えたいもの。
20代の新入社員感を卒業し、柄や模様のあるスーツで勝負しましょう。
スーツに多いネイビーやグレーのシックなカラーでも、細めのピンストライプ柄薄いチェック柄で、知的な印象や華やかな印象に格上げしてくれます。
マニッシュな雰囲気に仕上げるからこそ、よりできる女性を演出してくれます。

【40代】余裕のある印象付けを!ひとクセあるデザインスーツを選びましょう

40代になると、久々の就職活動となる人も少なくないでしょう。
当時は流行っていたからといって、昔着ていたスーツを引っ張り出してくるのはNGです。古くささが出てしまうのは否めません。
キャリア以外に人生経験も積んできた40代だからこそ、スーツにもこだわりを持ちたいところ。
2つボタンノーカラーなど、ひとクセあるデザインで攻めてもいいでしょう。
いろんな経験を重ねてきたからこそ醸し出せる、余裕のあるスタイルを心がけましょう。

小物でも!スーツ以外のアイテムで第一印象をコントロール

パンプス

レフ板効果あり!シャツのインナーは白がオススメ

面接時に着るインナーは断然「」が最適です。
ダークな色を選びがちなスーツも、インナーに白をとり入れるだけで、室内のライトがキレイに反射するレフ板効果があり、美肌だけでなく、表情も明るく見せてくれます。

バックはサイズと機能性を重視!スーツを引き立てるシンプルデザインを

バックは基本、シックなカラーが望ましいです。
派手な色や大きな装飾が施されていたり、ブランドものとひと目で分かるもの、床に置いたときに形が崩れる布ナイロン素材のバッグはNGです。
面接時には、企業へ提出する書類の持参はもちろん、企業から渡される資料の持ち帰りもあるので、A4サイズの書類がすっぽり入る革製が理想です。
普段の洋服ならば、バッグひとつでオシャレ感を醸し出せますが、面接時はあくまでもバッグは引き立て役で終わらせましょう。

足元も気を抜かない、全体的に統一感のあるシューズを

フラットシューズやスニーカーは、オフィス空間では浮いてしまいます。
女性は、面接時は、きちんとつま先もカバーしてくれる、高さ3〜5cmのヒールのパンプスがおすすめです。
男性は、紐付き革靴であれば、基本大丈夫です。なかでも内羽根のストレートリップは、冠婚葬祭にも使えるので持っておきたい一足です。
長く愛用するためにも、着用後はしっかりとお手入れをお忘れなく。
カラーはバッグと同系色にして、スーツスタイルに統一感をだしてください。

男性のネクタイひとつで印象のコントロールを

フラットシューズやスニーカーは、オフィス空間では浮いてしまいます。面接時は、きちんとつま先もカバーしてくれる、高さ3〜5cmのヒールのパンプスがベストです。
グレー、ブルー、ブラウンはどの業界でも求められる真面目さや堅実な印象を与え、面接にはもっとも無難なカラーと言えます。また赤は行動力や情熱、イエローは親近感や明るさ、グリーンは協調性や自然体というイメージを相手に与えることができるので、業界や職種によって望まれるカラー選びが印象度アップの秘訣です。
明るいカラーを選ぶならば、柄は無地で抑えておきましょう。

女性のストッキングはワントーン濃いめで、健康的に見せましょう

ビジネスシーンだけでなく、フォーマルな場面でもストッキングの着用は常識です。
企業採用者によっては、「素足は失礼」とみなす人が多いのも事実です。
肌色のストッキングといってもバリエーションはさまざまなので、できるだけ自分の肌に近い色を選びましょう。
もし、ストッキングの色選びで迷った場合は、ひとつ濃いめの色を選べば、健康的に見えるだけでなく美脚効果も得られます。あくまでも、肌に馴染みやすくナチュラルに見せてくれるデニール数が望ましいです。

面接前には「身だしなみ」を入念にチェック!

短時間勝負の面接では、洋服の印象や着こなしで印象が決まるといって過言ではありません。
自分らしいスーツスタイルを見つけて面接へ臨むことで、面接へのモチベーションもアップするでしょう。
しかし、襟が汚れていたりストッキングが伝染していたり、爪が伸びっぱなしになっていたら、せっかくのスタイルも台無しです。
洋服だけでなく、身だしなみのチェックも忘れずに行って面接に挑みましょう。

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