2021.08.25

【ベンチャー企業への転職】メリット・デメリットを知っておこう

就職先としてIT関連企業の人気が高まっている昨今、「ベンチャー企業」を志望している人も少なくないと思います。
しかし、なんとなく「最先端でカッコいいから」とか「フランクで楽しそうだから」といった表面的なイメージで入社を決めてしまうと、あとで苦労することになってしまいます
ベンチャー企業での働き方は独特で、特に、これまで大企業で働いてきた人にとっては、今までの働き方と大きく異なるのでミスマッチが起こってしまう可能性もあります。
転職で失敗しないように、ベンチャー企業で働くメリットとデメリットをきちんと理解しておきましょう。

ベンチャー企業とは?

「ベンチャー」と呼ばれる企業に、企業規模や設立年数などの明確な定義はありません
ですが、一般的な認識としては、比較的社歴が浅く、新規性のあるビジネスモデルに取り組んでいる、高成長中の企業を指すことが多いです。
若い企業が多い分、インターネットや情報技術を活用したビジネスモデルが多く、例えば従来までは対面で提供されてきたサービスをオンライン化したりといった形態のビジネスが多く見られます。
若手の経営者が創業することも多く、社員にも20~30代の若者が集まりやすい傾向があります。

スタートアップとの違い

「ベンチャー」と近い言葉で「スタートアップ」と呼ばれる企業もあります。
こちらも明確な定義はありませんが、「ベンチャー」のさらに前の段階です。
一般的なイメージとしては、ベンチャー企業よりも社歴の浅い、立ち上げて間もない企業を指していることが多いです。
立ち上げ段階の企業は、まだ事業内容や組織体制が定まっていなかったり、資金調達に試行錯誤していたりと、社内が整っていない状態です。
人材採用をする時期ではないため、ベンチャー企業に比べて求人数は少なくなります。

ベンチャー企業で働くメリット

自己成長できる

ベンチャー企業では、業務分担がまだ明確になっておらず、従業員数も少ないので、一人ひとりが幅広い業務に携わることになります。
営業や事務、広報、マーケティングと、1社でさまざまな仕事を経験できるので、たくさんのことを吸収して自分を高めたい人にとって、良い成長の場になります。
若手でも早期にプロジェクトを任されたり、社内外の上層部とやり取りすることも珍しくないので、大きなやりがいも感じられるでしょう。

トップとの距離が近い

ベンチャー企業の特徴として、社長や経営陣との距離が近いことが挙げられます。
大企業とは異なり、社長と取引先へ同行したり、直接相談をしたりする機会も多くあります。
社長と密に関われるので、トップの考え方を知れたり、経営者目線を養うことができ、ビジネスマンとして貴重な経験をすることができます。

自己裁量権が大きい

従業員数の少ないベンチャー企業では、早い段階でプロジェクトリーダーとして、案件をまるごと任される機会もあります。
自分がリーダーを担う場合、そのプロジェクトにおいての決定権は自分にあり、大企業に比べ、自分の決定が会社に与える影響は大きいといえます。
責任やプレッシャーは当然大きくなりますが、自分の寄与度も大きいので、一つひとつの案件に達成感を感じられます。
従業員数が少ない分、実力が認められれば昇進も早く、若いうちに管理職を目指せるケースもあります。

ベンチャー企業で働くデメリット

倒産リスクがある

ベンチャー企業で働く最大のデメリットは、事業が安定していないことです。
まだまだ社成長過程にあり、経営基盤が確立されていないため、急成長の可能性を秘めている半面、事業が失敗してしまう懸念もあるということです。
企業としての実績がないため、融資を受けるのも簡単ではなく、資金繰りの面でも不安があります。
前例のないビジネスに挑戦する企業も多く、ベンチャー企業の将来性を予測するのは困難ですが、直近の業績や過去の受賞歴を見たり、資金調達がしっかりしているかを確認し、なるべく優良なベンチャー企業を選ぶことが大切です。

給与水準が低い場合がある

社歴の浅い企業の場合、初期投資にお金がかかるなどの理由で、すぐには従業員に利益還元することが難しく、給与水準が低くなってしまうことも珍しくありません。
また、ボーナスやインセンティブ、残業代などの手当についても、明確な取り決めがされていない場合が多いです。
そのため、転職してバリバリ働いているものの、前職よりも収入が少ない…なんていうケースも考えられます。
ただし、給与面は企業によって事情が大きく異なります。
給与水準が定まっていない分、逆に、外資系企業のように、早い段階から高い給与が出る場合もあります。
ベンチャー企業への転職を決める前には、給与体系や手当について、面接できちんと確認しておく必要があります。

人材育成体制が整っていない

ベンチャー企業では、給与体系だけでなく、教育体制や研修制度なども整っていないことが多いです。
限られた人数で業務を回しているので、OJT形式で、先輩の仕事を見て、現場で実践しながら覚えていく必要があります。
そのため、「教えてもらう」スタンスで入社してしまうと着いて行けなくなってしまいます。
自ら考え、行動する」という姿勢が求められており、だからこそ成長できるのです。

経営者の色が出やすい

ベンチャー企業のメリットとして、「トップとの距離が近い」ことを挙げましたが、これはデメリットにもなり得ます。
少人数の企業では、組織構造が明確でなく、「上司=社長」になってしまう場合があります。
そのため、社長との関係性が上手くいかないと、仕事を続けていくのが困難になります。
例えば、面倒見が悪く放置されたり、セクハラやパワハラといった不適切な指導を受けたりすると、退職せざるを得なくなってしまいます。

また、ベンチャー企業では、社風においても、体育会系の職場だったり、寡黙な職場だったりと、経営者個人のカラーが濃く出やすい傾向があります。
その経営者が一緒に働くうえで信頼できる人物か、また、自分と気が合いそうか、経営者の人物像を事前に見極めることが大切です。

ベンチャー企業は自己成長を望む人におすすめ

ベンチャー企業は企業規模が小さい分、一人ひとりが幅広い業務を任されます。
ですが、個人の裁量権が大きく、やりがいや自己成長が期待できる一方で、業務量が多い割に給与水準が低かったり、教育体制が整っていなかったりというデメリットもあります。
その意味では、ベンチャー企業への転職が向いているのは、収入面やワークライフバランスの充実よりも、自己成長を望んでいる人だといえます。
単に「お金を稼ぐために働く」のではなく、「自分の実力を試したい」とか「何か大きなことを成し遂げてみたい」といった高い意識のある人に適しています。
さまざまな仕事を経験でき、経営者との距離も近いので、将来的に独立や起業を考えている人にとっても絶好の学びの場となるでしょう。

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