2021.04.19

証明写真で印象UPを狙う!撮影ツールを比較してみました

履歴書やエントリーシートの提出のときに欠かせない証明写真。
「たかが写真」と甘くみてはいけません。写真は、まず企業が応募者の雰囲気を知る大切な手がかりです。
好印象を与える、素敵な写真を撮るには、どのツールで撮影するのが正解なのでしょうか?
今回は、「写真館・スピード写真機・スマホアプリ」それぞれの特徴を比較しながらご紹介します。

完成度高めのプロ仕上がり【写真館】

メリット

・本格的な設備が整ったスタジオ
・プロカメラマンの撮影

被写体に合ったライティングを設定し、表情や姿勢、角度などプロ目線のアドバイスをしてもらえます。
リクエストに応じて部分的なリタッチもおこなってくれるので、満足のいく写真ができあがります。
証明写真をデータでいただくことも可能なので、「証明写真が足りなくなった」「Webエントリー制だった」という事態にも対応できます。

デメリット

・料金が高い
・撮るまでに時間がかかる場合がある

完成度の高い写真が期待できる反面、写真館での撮影のデメリットは料金です。
場所によって変わりますが、相場は1500〜2500円
出向いてから撮影の準備までに時間がかかったり、事前に予約が必要な場合もあるので、緊急を要する場合は不向きです。

スピーディー&手軽さを求めるなら【スピード写真機】

メリット

・自分のタイミングでいつでも撮影できる
・撮影から出来上がりまでがスピーディー

スピード写真の一番のメリットは、自身のタイミングでいつでも撮影できることです。
駅構内やショッピングセンターなど街中いたるところに設置されているので、気軽に撮影ができます。
撮影から出来上がりまで、たったの約10分とスピーディなのも魅力です。
料金は機械で異なりますが、1シート6枚で約700〜1000円と、写真館に比べるとリーズナブル。
また、最近は肌をキレイに見せる美肌モードなど、肌質補正機能が搭載された写真機が増えてきて、以前よりもクオリティーの高い写真にできあがります。

デメリット

・取り直し回数の上限がある
・ライトの明るさが弱い
・焼き増しができない

取り直しの上限があるので、それを超えてしまうとやり直しがききません。
ライトの明るさも弱いため、全体的に暗い仕上がりになってしまいがち。
足元が開いているタイプのものが多いため、利用していることが分かり「恥ずかしい」と感じる方も多いのではないでしょうか。
また、焼き増しができない機械が多いため、写真が6枚以上必要になった場合でも量産ができません。

スピード写真機でもキレイに写る5つのポイント

スピード写真のクオリティーは、写真館より劣ってしまうのは否めません。
しかし、スピード写真でも以下の5つのポイントを抑えておけば、写真館並みの仕上がりを狙えます。

・黒ジャケットと白シャツで、コントラスト強めの服装にする
・膝に白いハンカチを置いて、光を反射させて顔色を明るくみせる
・足元にあるストロボを遮らないように、椅子に座る
・目線がカメラより少し高い位置にくるように椅子を調整し、背筋を伸ばし、あごを少しひく
・ぼやけたりしないように、撮影前にカメラを拭いておく

低コストかつお手軽に撮れる【スマホアプリ】

メリット

・アプリをダウンロードするだけ
・美肌効果やメイク効果など、加工することができる

スマホにダウンロードするだけで、すぐに撮影できるスマホアプリ。
自宅にプリンターが無い場合も、コンビニで6枚200円程度で印刷ができます。
自身のスマホなので、時間問わず何回でも撮影が可能です。
また好きなように加工ができるので、「派手な口紅しか持っていない」などの場合でも加工でなんとかなりますし、お気に入りの一枚を作り上げることができます。

デメリット

・自分で撮ることに慣れていない場合、低クオリティなものになってしまう
・撮影に適したキレイな白壁を見つけることが難しい
・本気度が低いと判断されてしまう可能性がある

自身で撮ることが多いため、片肩が上がりジャケットに余計なしわが寄ってしまいます。自撮りに慣れていないかぎり、履歴書写真としてはかなり低クオリティーの写真になりがちに。
その上、撮影に適したきれいな白壁を見つけるのも難しく、自撮り写真は採用担当者に見破らやすいため、就職への本気度が低いと判断されかねません。
加工できるからといって加工しすぎてしまうと、せっかくのお気に入り写真もマイナスにしかなりません。

スマホアプリと見破られない!重要視したい3つのポイント

時間も予算も余裕がない!という人は、この3ポイントを押さえておけばスマホアプリでも履歴書に適した写真が撮れます。
・撮影に適した白い壁が見つからない場合は、白シーツを壁に貼り付けて撮影する
・両肩の高さが同じになるように、三脚スマホスタンドで携帯を固定させる
・顔がくすんでみえないようにカーテンをしめ、白い光を放つLED蛍光灯の下で撮影する

転職活動を左右する履歴書写真は、丁寧な一枚を

なにかとやらないといけないことが多い転職活動の中で、写真はてっとり早く済ませたいと思う人も多いでしょう。
しかし、写真館、スピード写真機、アプリで撮影した写真を比べると、写真館での撮影は時間的にも費用的にもコストはかかりますが、履歴書写真としての仕上がりは歴然です。
履歴書は、会社の重役の方以外にも、あなたの希望する部署などでも見られることが多いもの。
あなたの第一印象のためにも、履歴書には丁寧な一枚を用意して面接に挑みましょう。

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