転職活動を進めるにあたり、必要な書類や心構えがいくつかあります。
その中でも、面接において採用側はどういった部分を見て、どのような採用の判断をしているのかをご紹介します。
面接時に採用側が注意している部分を確認し、ぜひ転職活動に活用してください。
目次
1.最も重要なのは第一印象
2.実績よりも過程を重視
3.未経験の方に対する判断基準
4.まとめ
最も重要なのは第一印象
あらゆる業界、業種の採用担当者1,000人を対象としたアンケートにおいて、最も重視するポイントは「第一印象」と回答されました。
※技術職(メディカル、化学、食品、化粧品)以外
第一印象が特に求められる業界とその理由
特に、外部の方とのやりとりが多い営業系や販売系の職業は第一印象を重視します。
技術職の中でも、土木や建築系は作業員の方やゼネコンの方とのやりとりが非常に多いので、営業職同様、第一印象を重視する傾向にあるようです。
第一印象を良くするには
面接会場に入り、挨拶してからのたった数秒であなたに対するおおよその印象は決まります。
もちろん、身だしなみや容姿のような第一印象だけではなく、話し方や仕草でも十分に好印象を与えることは可能です。
そこで、面接時間内に発する言葉や仕草の注意点をご紹介します。
【話し方についての注意点】
・目を見て話しているか
・言葉使い
・協調性があるか
・やる気が感じられるか
・話に緩急があるか
・学ぶ意欲がある
・一貫性があるか
特に見られている部分はこれらのポイントになります。
「言葉遣い」や「協調性」は入社してから、社内や取引先との関係性を上手く築いていけるかを見ています。
以上のことに注意し、採用担当者の方と会話することを意識すると好印象を持ってもらいやすくなるでしょう。
実績よりも過程を重視
職務経歴書に記載する実績も同様に、前職でどのような実績を出したかよりも、その結果を出す事ができた理由、及び過程が重要です。
それらの過程を説明する上で、「一貫性があるか」を見られます。
一貫性とは
例えば営業であれば、「どういうポリシーを持って営業をしているのか」と質問され、回答したとします。
その回答と、実績の説明に矛盾がある場合に、一貫性がないと判断されます。
これはあくまで例に過ぎず、あらゆる部分で矛盾を感じさせると印象は良くありません。
面接当日までには予想される質問内容と、回答内容を準備しておきましょう。
未経験の方に対する判断基準
未経験の業界業種へ応募した場合、採用側が見ているのはこれまで上げてきました「第一印象」「一貫性があるか」のほか「これまでの経験が活かせるのか」が重要です。
未経験募集の採用だとしても、会社へ利益を還元できる人の方が採用したいと考えております。
従って、全く違う業界からの応募であっても、これまでの経験をどのように活かすのかを説明することを意識しましょう。
まとめ
如何なる内容の応募でも、まずは第一印象を良くすることを心がけましょう。
ご説明した通り、身だしなみ・言葉遣いなど社会人に求められる基本的な最低限のマナーは抑えてください。
それらを抑えていれば、前職で大きな実績を出せておらず自信がない状況でも、堂々と採用担当者と会話をするだけで、会社への還元ができそうな人材だと認識してもらえる確率が上がります。
自身が採用担当者になったと仮定した時、「採用したいと思う人材がどのような人か」をイメージしてそれに沿う振る舞いを心がけましょう。