2021.05.10

どのインターンシップを選べばいい?種類や内容を解説します

インターンシップの種類や内容を解説
近年、大企業をはじめ、インターンシップを導入する企業が増えてきています。
新卒採用の場合、企業の採用活動解禁日が3月1日(※2021年5月現在)なのに対して、インターンシップは3月1日以前でも実施することができます。
そのため、就活生にとっても、ライバルに先駆けて企業との接点を持てる絶好の機会です。

さて、そんなインターンシップですが、複数の種類があることはご存知ですか?
体験する内容は種類によって大きく異なるので、それぞれの特徴をきちんと理解して参加する必要があります。

インターンシップとは

長期の離職期間、採用企業はどうとらえてる? インターンシップとは、主に大学生を対象とした、就業体験の場と機会を提供する制度です。
企業の中で、実際に働く人たちと関わったり、仕事に携わってみることで、その業界や企業、職種への理解が深まったり、自己分析が進むきっかけになります
ホームページではわからないような社内の雰囲気や詳細な業務内容も知ることができるので、入社時のミスマッチを防ぐことにもつながります。
インターンシップへの参加で得られることはさまざまなので、可能な限り参加すると良いでしょう。

【実施期間別】3種類のインターンシップ

長期の離職期間、採用企業はどうとらえてる? インターンシップはその実施期間によって、大きく3種類に分けられます。
1日だけの「1dayインターン」、数日~1ヵ月以内の「短期インターン」、そして1ヵ月以上に及ぶ「長期インターン」です。
実施期間は企業によってさまざまですが、一般的には1Dayインターンと、1週間程度の短期インターンが多くなっています。

なお、現在は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、インターンシップのオンライン化も進んでいます
それに伴い、今後は以下でご紹介する以外の実施期間や内容のものも増えてくるかもしれません。

1dayインターンシップ

近年開催する企業が増えている「1dayインターンシップ」は、名前の通り、1日完結のインターンシップです。
内容としては、会社説明や職場見学、座談会、ワークショップなどが行われています。
「職場体験」というよりは、会社説明会をより深く掘り下げたようなイメージに近いです。
1日だけなので気軽に参加しやすい反面、企業によっては会社説明会と同じような内容になってしまう場合もあり、「企業理解」や「仕事理解」という面では難しい側面があります。

こんな人におすすめ

1日限りのインターンシップでは、得られる情報としては広く浅くなってしまうため、「まだ自分の進みたい方向が定まっていない」という人や、「とりあえず色々な業界・業種を見てみたい」という人に向いています。 複数の業界の1dayインターンシップに参加することで、視野が広がったり、自分の興味のある業界を見つけるきっかけになります。 初めてのインターンシップとしてもおすすめです。

短期インターンシップ

「短期インターンシップ」は1ヶ月以内の期間で実施されるインターンシップです。
2,3日間~2週間ほどの期間のものが多く、企業によっては宿泊を伴う合宿型インターンシップを行っているところもあります。
内容は、会社説明やセミナー型の座学、職場見学に加え、グループワーク、現場への同行、簡単な作業体験など、さまざまで、満足度の高い体験ができます。
数日間でひとつの課題解決に取り組む「プロジェクト型」のインターンシップを行う企業もあり、自分の頭を使って考える場面もあります。
実際の業務を体験できるケースも多いので、企業の業務内容や社内の雰囲気などもよく知ることができます。
また、就活仲間ができることも、短期インターンシップに参加する大きなメリットです。
志望業界についてのリアルな情報を交換できますし、同じ業界を志望している人たちのレベルを知ることもできます。
最新の生の情報は、その後の就職活動において役立つはずです。

こんな人におすすめ

さまざまな体験ができるとはいえ、体験するのはインターン向けに用意された内容になるので、詳細な仕事内容や現場の実態までを把握するのは難しいです。
ですが、仕事の雰囲気や業界の動向などは大まかにつかむことができるので、志望業界・業種がある程度明確になっている人におすすめです。
自分のイメージしている業界・業種の雰囲気と合っているか、その業界・業種で自分のやりたいことが実現しそうか、確認することができます。

長期インターンシップ

「長期インターンシップ」は1ヶ月以上の実施期間が設けられたインターンシップで、長いものでは半年~1年以上に及ぶものもあります。 社員の補助的な業務に携われたり、場合によっては社員と同等の業務を任せられたりと、実務経験を積むことができます。 インターンシップ期間終了後、参加者がそのまま就職するケースが多いのも特徴です。 企業の中で実務を経験することは、単純にスキルアップになるのはもちろん、自分の性格や強みを問い直す機会にもつながります。 ただし、実際の仕事内容や職場の雰囲気、人間関係など、企業や業界の良い面だけでなく悪い面も知ることになるので、想像していた仕事と実際の仕事とのギャップにショックを受けてしまうこともあります。

こんな人におすすめ

長期インターンシップは入社前に就業体験ができるという大きなメリットがある一方で、長期間拘束されるので、参加のハードルが高いうえ、それが本当に志望する仕事ではなかった場合、貴重な時間を無駄にしてしまう可能性もあります。
そのため、働きたい企業や就きたい仕事が具体的に決まっている人におすすめです。

就業体験を通じて得た経験やスキルは、自分のアピールポイントとして活かしたり、他の就活生よりも志望動機を具体的に伝えられたりと、同企業や同業界での就職活動で有利に働きます
企業によっては、長期インターンシップでの働きぶりが買われて、選考の一部を免除してもらえたり、そのまま採用してもらえるケースもあります。

有給インターンと無給インターンの違い

長期の離職期間、採用企業はどうとらえてる? インターンシップには、参加しても報酬のない「無給インターンシップ」と、参加期間や作業内容に応じて報酬が支給される「有給インターンシップ」があります。
1日〜2週間程度で終了する1dayインターンシップや短期インターンシップでは、参加者に“会社の戦力”として働いてもらうのは難しいため、無給になるのが一般的です。
一方、実施期間が数か月以上に及ぶ長期インターンシップでは、企業の実務的な部分に携わるので、有給であることが多いです。
給与体系は時給制や日給制、成功報酬制が主となります。

就業経験を積みながら報酬がもらえるとなると、有給インターンシップの方がメリットが大きいと感じるかもしれませんが、デメリットもあります。
長期インターンシップのデメリットと重複しますが、実施期間が長いため、他企業のインターンシップへの参加が難しくなってしまうことです。
志望企業・業界が明確になった状態での参加であれば問題ありませんが、業界研究のために参加するのであれば、無給でも、複数企業の短期インターンシップに参加する方が得策だと言えるでしょう。
「報酬がもらえるから」とアルバイト感覚で安易に参加しないようにしましょう。

参加目的に合わせてインターンシップ先を選ぼう!

離職期間を”有意義に過ごした”アピールでプラスの印象に インターンシップにはさまざまな種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあることが分かったと思います。
「募集しているからとりあえず応募しよう」「日程が合うから参加しよう」と、考えなしに参加していたのでは、就職活動中の貴重な時間を無駄にしてしまいかねません。
自分は今どんな状況で、インターンシップに参加することで何を得たいのか、その目的を明確にし、自分に合ったプログラムを選ぶことが大切です。

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