2021.08.18

【就活でのSNS活用】知っておきたいメリットとデメリット

FacebookにTwitter、Instagram…と、幅広い世代がSNSを利用する昨今、ほとんどの人がひとつやふたつ、SNSアカウントを持っているかと思います。
就活生の中には就職活動中の息抜きとして、SNSでのつぶやきや交流を楽しんでいる人もいるかもしれませんね。
ところが、このSNS、就職活動を進めていくにあたり、少し考えて利用しないと、リスクとなってしまう場合があります。
本記事では、就活でのSNS活用のメリットとデメリット、そして利用時の注意点についてご説明していきます。

就活でSNSを活用するメリット

企業の公式アカウントをチェックできる

近年、SNSユーザーが右肩上がりに増えているのと同じく、企業でもSNSでの情報発信やコミュニケーションに注力するところが増えています。
SNSの拡散力の高さや双方向コミュニケーションという特性を活かして、マーケティングに活用することはもちろん、新卒採用チームのアカウントを開設して、採用関連の情報発信を行う企業も多くなってきています。

企業の公式アカウントでは、企業の動向や商品の最新情報をいち早く入手することができます。
また、人事アカウントの場合だと、Webサイトからは読み取れないような社内のリアルな様子を知れたり、会社説明会の日程インターンシップの募集情報などを受け取ったりできます。
企業公式アカウントから入手した最新情報を志望動機などに上手く織り込むことで、企業への関心の高さをアピールできたり、求められている人材像に近いPRをすることで、選考で有利に働きます。

就活生から情報収集ができる

最近では、コロナウィルスの影響で就職説明会や就活イベントのオンライン化が進み、就活生とリアルで会う機会が少なくなりました。
そのため、就活仲間ができず、自分の就職活動状況がまわりと比べて遅れていないか、また、まわりの就活生はどのように活動しているのかなど、情報収集が難しくなっています

そんな不安な場面でも、SNSでの情報収集が役立ちます。
特にTwitterでは「♯就活」「♯22卒」などといったハッシュタグを調べてみると、まわりの就活生がどのように活動しているかをリアルタイムで知ることができます。
家で過ごすことが多くなった時代だからこそ、まわりの状況を把握しておくことで乗り遅れずに済みますね。

企業のOB・OGとつながれる可能性もある

以前は「OB訪問」となると、OBを紹介してもらえるツテを探して、電話やメールで連絡を取り合うという手順が必要で、敷居の高いものでした。
しかし、現在は、就活アプリやOB訪問専用SNS、企業公式SNSなどでOB・OGと知り合い、直接コンタクトをとることが可能です。
ただし、志望企業のOB・OGを発見しても、投稿内容を見て、その人が明らかにプライベートでSNSを楽しんでいるような場合は、会社の話を持ち掛けられるのを嫌がることもあるので、十分な注意が必要です。

就活でSNSを活用するリスクと注意点

自分のSNSアカウントは企業に見られている!

すべての企業ではありませんが、最近では、採用のミスマッチを防ぐために、人事担当者は高い確率で志望者のSNSをチェックしています
就活生が企業のSNSをチェックするのと同じように、企業側も応募者のSNSを見ているということです。

特に、実名登録率の高いFacebookなどは注意が必要で、2次面接や最終面接など、ある程度人数が絞られてきた段階で名前検索をかけられ、過去の投稿内容を一通り見られている可能性が高いです。
詳しい内容は後述しますが、普段の素行を見たり、どんな価値観を持っているのか、履歴書や面接内容からは判断できない部分を知って、自社の社風に合う人材か、また、入社後すぐに辞めてしまわないかなどを判断しています。
そのため、自分の過去の投稿内容を確認し、把握しておくようにしましょう。

SNS上のすべての情報を鵜呑みにしてはいけない!

SNSでは就活のことや志望企業のことについて、たくさんの情報を収集できます。
中でも、“就活ユーチューバー”と呼ばれる人やフォロワーの多い就活コンサルタントなどの発言は影響力があり、広く拡散されています。
しかし、SNS上に出回っている情報の中には、情報源が明らかでないものや、信ぴょう性に欠けるものも多く混ざっています。
また、悪意のある誰かが、自分に有利に働くように嘘の情報を流していないとも限りません。
そのため、企業の公式アカウントの情報以外は、参考程度に見るようにし、嘘の情報に振り回されて焦ったり、不安になったりしないよう、十分注意して利用するようにしましょう。

就活のスタート時には自分のSNSアカウントを見直そう

心象の悪い投稿やマナー違反な投稿がないかチェック

応募者のSNSにおいて人事担当者がチェックしているのは、ざっくり言うと「公的な場面でどのような言動をとっているか」です。
別に、あなたの特別なスキルや経験を探し求めているわけではなく、社会人として問題がない人物なのか、「人間性」を確認している程度です。
ですから、一般的に見てネガティブな印象を与えるものでなければ、そこまで心配する必要はなく、SNSアカウントを削除したりする必要もありません。

ただし、以下のような投稿をしている場合は注意しましょう。

企業への不満や就活の愚痴
「A社の面接官がウザかった」「B社の選考を受けたけど、あまりいい会社じゃなかった」など、それが仮に他社のことであっても、愚痴の投稿は良い印象を持たれないので避けましょう。

就活上で知った企業秘密
会社説明会や面接などで、企業がまだ公式発表していない事業内容についても、自分の中だけに留めておき、SNSで拡散しないようにしましょう。

選考状況や面接内容
特定の社名を出さない場合でも、「今日はエントリーシートを○件書いた」「一次面接を通過して嬉しい」などといった投稿はやめましょう。
もしも、企業の人事担当者にこのような投稿を見られると「うちが第一志望と言いながら自社以外にも応募している」「本当はB社に入りたいのでは?」などと思われてしまいます。
また、面接で聞かれた質問内容を投稿するのもNGです。

現職企業や仕事に対する愚痴
就活中の人の中には現在就業中の人もいるかと思いますが、現職の職場についての愚痴を投稿するのもやめましょう。
「上司がムカつく」「仕事が面白くない」「給料安すぎ」などといったネガティブな発言をする人は、労働意欲の低い人だと思われてしまいます。

また、自分自身の投稿内容だけでなく、SNS内での過去のアクティビティにも注意が必要です。
例えば、ギャンブルや違法行為、性的なもの、特定の人物や団体に対する誹謗・中傷など、社会的な観点からみて良くないと思われる記事や投稿に対して、「いいね」や「シェア」をしていないかも、確認しましょう。

もし上記のような投稿やアクティビティを行っている場合には、選考が進む前に、編集あるいは削除するなどの対応をしておきましょう。
なお、万が一、アカウント全体に問題がある場合には、アカウントに鍵をかけ、公開範囲を限定するという方法もあります。

投稿内容を工夫して自己アピールにつなげよう

自分のSNSアカウントが企業に見られるという点では、逆に言うと、自己アピールのツールとして活用することもできるということです。
履歴書やエントリーシートでは伝えきれない経験や成績について、写真を添えてリアルに伝えられれば、あなたの印象は強くなるでしょう。
企業に見せたい自分」を発信し、自分のブランディングにつなげられるのは、SNSならではの魅力だと言えます。

まとめ

今や、就活において必須ツールとなりつつある、SNS。
就活サイトや企業の公式サイトでは得られない最新情報が得られたり、まわりの就活生の状況を知ることができたりと、とても便利です。
しかし、その一方で、自分が発信する内容が不特定多数に見られるというリスクもあるので、その部分を忘れないように意識しておくことが大切です。
SNSを上手に取り入れ、就活に有利に進めていきましょう!

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