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2024.04.01

【人事る部】IT人事だけの交流会を開催しました

こんにちは!NOVELライターのかやのです。

先日「変な家」という、ちょっとホラー要素のある映画を観ました。
怖いシーンの時は手で目を覆いつつも、怖いもの見たさで指の隙間から見ちゃうの、いったい何なんでしょう。共感してくださる方、いるかなぁ。

とまあ、余談はこれくらいにしておき(本当はもっとしたいけれど、仕事します)

人事をガチる人が集まる「人事る部」

NOVELでは、人事オンリーの交流会「人事る(じんじる)部」を定期的に開催しています。
これまで、求人広告の添削会や、面接の審美眼を磨くプログラムなどを実施。
採用・人事業務に関するノウハウのシェアはもちろん、人事担当者が気軽にコミュニケーションをとり、横のつながりを作れる場が「人事る部」です。

そんな「人事る部」も第5回目。
今回は『人事はつらいよ 〜嗚呼 IT業界編〜』というテーマで開催しました!

【つらい】IT業界の採用が深刻化

社会問題のひとつとされている働き手不足。
IT業界は由々しき事態で、2030年にはなんと約79万人ものIT人材が不足すると言われています。

売り手市場が深刻化するなかでも、人事担当者は求める人材を確保するための採用力が求められます。……嗚呼、人事はつらいよ。IT業界の人事はさらにつらいよ。

そこで、IT業界の人事担当者に絞った「人事る部」を初開催。
同業界ならではの悩みやノウハウを参加者同士でシェアしよう!そんな想いで、今回はディスカッション型のワークを3つ実施しました。

IT業界限定の「人事る部」スタート!

1)『母集団形成』を人事る

応募が集まらないと、選考を始めることすらできません。
どんなツールや手段が母集団形成に役立っているか、手持ちの情報をシェアし合います。

たとえば、エンジニア向け勉強会を自社開催し、学習意欲の高いエンジニアとの接触機会を積極的に作っている企業。また「いい会社に出会えれば転職を検討してもいいかも」という潜在層に向けて、カジュアル面談を効果的に取り入れているという企業も。

スカウト配信については、少しでも気になる候補者にはどんどんアタックして “量” をこなす、エンジニアに響くキーワードを選んでスカウト文面の “質” を重視するなど、さまざまな意見が出ました。他社の事例を知ると、新たな視点を得られますよね。

2)『ベネフィット』を人事る

売り手市場のIT業界。多くのエンジニアが複数企業の選考を並行しているので、内定を出しても決して安心はできません。自社を選んでもらうためには、明確なベネフィット(差別優位性)とその効果的な伝え方が重要です。

実際にシェアされたのは「定期的な勉強会開催」「自主勉強の教材を提供」といった事例。一見すると大きなメリットに映りますが、採用マーケット上ではありふれた打ち出しです。
そこでNOVELからは、勉強会の内容を細かく分類し「100種類の研修カリキュラム」と明確なベネフィットに昇華することで差別化に成功した事例をシェア。伝え方ひとつで魅力度はがらりと変わりますよね。

明確なベネフィットの打ち出しが難しい場合は、一緒にはたらく人の魅力をアピールする手法も。
面接でのクロージング力の強さを武器にする企業からは、定性的な魅力の伝え方をシェアしていただきました。また、NOVELからは、想いの丈をすべてテキスト化したリクルートサイトの成功例をご紹介しました。

▼ サイト全面に採用への想いがびっしり。求職者の心を掴みます。

3)『ミスマッチ』を人事る

選考に工夫を重ねてついにエンジニアが入社!しかし、スキルや人間関係のミスマッチが発覚することもしばしば。その結果、短期間での離職につながるケースが多く、人事担当者の苦労は水の泡に……。
ジョブホッパーが生まれやすいビジネス構造のなかで、マッチング精度を高めるために行っていることをシェアしました。

オリジナルの採用基準を設けて社内の共通認識にする、あえて鉛筆でコードを書くというアナログな試験によって成果を出しているなど、どの企業も試行錯誤しながらさまざまな方法にトライされていました。

IT業界の人事が交わる「懇親会」

さて、真剣にディスカッションした後は、懇親会!
涙なしでは語れない苦労話をシェアし「人事って大変ですよね。」といたわり合うシーンや、さらなる情報交換をするシーンも。年齢が近い方々は、同世代ならではのお話で盛り上がっていました。

会場の一角では「求人記事の添削コーナー」を設置!
企業のありのままの姿を捉えた上で、クリエイティブな原稿制作に力をいれるNOVELならではの視点で、皆さんの採用課題に合わせたアドバイスをさせていただきました。

MVJ(Most Valuable Jinji)を発表!

「人事る部」参加企業のなかで、最も活躍してくださった方に「MVJ」=Most Valuable Jinji を贈ります。

今回の受賞者は、株式会社大阪システム開発のHさんに決定!おめでとうございます!
Hさんの周りを笑顔にするコミュニケーションや発言しやすい雰囲気作り、そして、ご自身の失敗談を交えながら人事業務の参考になるお話をしてくださったことが受賞理由でした。

\\ 終始、楽しく盛り上げてくださいました!ありがとうございます!★//

初めて業界限定で開催した、第5回目の「人事る部」。
終了後のアンケートでは、ある企業の方からこのような感想をいただきました。

他社の事例を知ることで、当社の人事業務の答え合わせができました。
また、皆さんのお話から、
⚫︎スカウトメール開封率が高い時間帯をデータ化し、求職者がスマホを見る時間を見計らって配信
⚫︎未経験者向けリファラル採用のコツ
⚫︎面接でマイナス面をうまく伝えるコツ
⚫︎「一緒に社員旅行に行きたいと思えるか」など独自視点での人材の見極め
など、当社が実施していない採用活動に関して勉強にもなり、今後に活かしていきたいです。

孤独になりがちな人事担当者。でも、人事業務に励む同士はたくさんいます。
「人事る部」で本音や愚痴をちょっとこぼしながらも、有益な情報をシェアし合いませんか?
おひとりでのご参加も大歓迎です。次回も皆さんに会えることを楽しみにしています!

▼ 「人事る部」のお申し込み・お問い合わせはこちらから
https://novel-group.co.jp/contact/
※ お問い合わせ内容の欄にて、「人事る部について」をお選びください。

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