「ドーピングしない採用支援」をコンセプトに、人と企業の本質的なマッチングを重視した採用支援・採用ブランディングを行う株式会社NOVEL(ノーベル)です。
採用活動についてこのようなお悩みを抱えていませんか?
⚫︎採用計画の策定ができておらず、場当たり的な採用になってしまっている
⚫︎母集団形成が上手くいかない(採用ターゲットからの応募数が伸びない)
⚫︎労務・総務が人事を兼任しており、キャパオーバーになっている
⚫︎採用活動の結果を分析・検証できていない
自社に合った採用代行(RPO)サービスを利用することで、これらの課題解決が期待できます。
また、代行会社に委託する際のポイントをしっかり抑えてアウトソーシングすることで、採用のコア業務に集中でき、採用コストの削減にもつながります。
この記事では、採用代行(RPO)サービスを比較する際のチェックポイントや委託できる業務内容、メリット・デメリットなどを詳しく解説します。プロの力を借りて採用を加速させていきましょう!
目次
【1】採用代行(RPO)とは
【2】採用代行(RPO)サービスを比較するポイント
・委託したい業務に対応しているか
・実績は豊富にあるか
・料金や見積もりが明瞭か
・良質なコミュニケーションがとれるか
【3】採用代行(RPO)サービスに委託できる業務内容
・採用計画の立案
・求人の作成・掲載
・応募者管理・スクリーニング
・DM・スカウト配信
・面接代行
・説明会代行
【4】採用代行(RPO)サービス10社を比較
【5】採用代行(RPO)を活用するメリット・デメリット
【6】まとめ
【1】採用代行(RPO)とは
採用アウトソーシングと呼ばれるRPO(Recruitment Process Outsourcing:採用業務の代行)は、
採用計画の立案、説明会の企画・実施、応募者対応、面接代行業務といった採用活動にまつわるアレコレを企業の代わりに行うことを指します。
採用代行(RPO)には、新卒採用や中途採用などの正社員はもちろん、派遣やアルバイトの採用支援を行っている会社もあります。採用手法も求人広告やエージェント利用、リファラル採用、ダイレクト経由など多様化しているので、各サービスを比較して自社に合うものを選ぶ必要があります。
近年の売り手市場により、採用競争はますます激しくなる一方。
企業は採用競争力の向上が必要になり、母集団形成だけでなく、意思決定までのフォローアップやブランディングなども工夫しなければいけません。
しかし、有効な採用手法を取り入れたくても、多くの企業が人手や時間、ノウハウ不足で実現できていない状況です。そこで、採用業務の一部またはすべてをプロにアウトソーシングする企業が増えています。
【2】採用代行(RPO)サービスを比較するポイント
採用代行(RPO)と一口に言っても、会社によって対応範囲や得意分野などが異なり、うまく使えなければメリットを感じることができません。そこで、採用代行(RPO)サービスを比較する際のポイントを紹介します。
委託したい業務に対応しているか
採用代行(RPO)サービスに採用業務の多くをアウトソーシングできますが、代行会社によっては対応範囲外の業務も。特に、面接や内定者フォローといった採用コア業務は、代行会社によって対応していないケースがあります。
また、委託の方法についても、採用業務のすべてを任せる「フルパッケージ型」と、一部を任せる「選択型」に分かれます。
まずは、自社で対応できる業務範囲と採用代行(RPO)サービスに委託したい業務範囲をリストアップし、何を委託すべきかを明確にしましょう。
委託内容によっては高い費用がかかることもあるので、プロに任せたい業務のみを採用代行にお願いすれば、コストを抑えられます。
実績は豊富にあるか
プロに委託するのであれば、自社以上に採用ノウハウがある代行会社を選びたいものです。
まずは、「導入社数」「活動年数」「導入事例」などの実績を代行会社に確認。実績が乏しい会社だと、採用活動を思うように進められないリスクもあるので要注意。
自社と同じ業界・業種・企業規模の採用実績を確認することも、採用代行(RPO)サービスを比較検討する際のポイントです。
たとえば、エンジニアを採用したいIT企業であれば、業界動向やエンジニアの特性などを代行会社も理解していることが必須。専門職や海外人材など、採用ターゲットの支援実績やノウハウがあるかどうかを必ず確認しましょう。
料金や見積もりが明瞭か
採用代行(RPO)は採用活動のあらゆる業務に対応しており、業務内容も細かく分かれているため、見積もりが複雑になることがあります。追加料金の発生や後々のトラブルを避けるためにも、どの業務を行うと費用がいくらかかるのかを明確にしておきましょう。
代行会社によって見積もりの記載形式は異なるので、委託内容に対して妥当な金額なのかを他の会社と比較しながら検討することも大切で、料金は「月額型」「従量課金型」「成果報酬型」の3つに分かれます。
◆月額型
作業項目により月額料金を算出する形態です。
3ヶ月・6ヶ月・1年など、契約した期間内で、事前に決めておいた業務の代行をします。オプションを加えなければ追加料金は発生しないので、採用代行(RPO)にかけられる費用が決まっている企業におすすめです。
<費用相場>
・採用業務の一部を委託する場合:10万円台/月
・採用業務を全体的に委託する場合:45万円〜/月
◆従量課金型
業務内容とボリュームによって料金が変動する形態です。
必要な業務にのみ費用をかけることができ、「書類選考だけ」「スカウト配信だけ」など、ピンポイントで採用代行(RPO)サービスに委託をしたい企業におすすめです。
代行会社によっては初期導入費が発生するケースがあるので注意しましょう。
<費用相場>
・選考日程調整:5万円~/月
・説明会代行:2万円〜/回
・面接代行:1万円~/回
・DM・スカウト配信:1,000円〜/通
◆成果報酬型
あらかじめ決めた「成果」が出た際に料金が発生する形態です。
面接実施1名ごとにいくら、内定者1名ごとにいくらという設定をし、成果が出るまで費用がかからない点がメリットです。ただし、成果報酬型の費用は他の形態と比較して高めに設定されていることが多いので、採用人数が多いほど単価が高くなります。
そのため、「1名採用でいいから優秀な人が欲しい」と人材の質にこだわる企業や、少人数の採用を行う企業に適しています。成果報酬型の費用は代行会社によって異なるため、事前に必ず問い合わせましょう。
以上のように、採用代行(RPO)の費用には種類があります。
アウトソーシングしたい業務内容を明確にした上で、目的に沿った会社をいくつか選定し、それぞれに見積もりを依頼するのがより良い比較方法です。
良質なコミュニケーションがとれるか
採用代行(RPO)サービスに委託したら任せっぱなしではなく、うまく連携を取ることが重要です。連携不足による認識のズレは、採用後のミスマッチを引き起こしてしまうからです。
進捗状況や情報の共有はどれくらいのペースで行えるのか、対応できる時間帯はいつか、コミュニケーション体制は整っているのかなどを調べておきましょう。
【3】採用代行(RPO)サービスに委託できる業務内容
採用業務のほとんどをアウトソーシングできますが、代行会社には特色があります。得意分野や強み、対応可能な範囲があるので、それぞれを比較してよく検討しましょう。
ここでは、採用代行(RPO)サービスに委託できる主な業務内容を6つご紹介します。
1. 採用計画の立案
採用ターゲットや必須・必要要件の設定、選考フローの設計など、採用業務のベースとなる「採用計画」を立案します。経営戦略にも関わる領域なので、採用コンサルティングを得意としている代行会社に相談するのが良いでしょう。
<こんな企業におすすめ>
・そもそも採用をやったことがない、採用担当者がいない
・採用活動の具体的なKPIを設定したい
・自社に合う採用計画の立て方についてプロの知見を借りたい
2. 求人の作成・掲載
「母集団形成」を目指した求人の作成や掲載を行います。
求人は事実をただ書けばいいのではなく、自社の特長を効果的にアピールし、他社と差別化することが重要です。プロに委託することで、採用計画に沿った求人作成だけでなく、採用ターゲットを惹きつけることが可能です。
<こんな企業におすすめ>
・自社のベネフィットを求人情報に落とし込みたい
・媒体や人材紹介など複数使っているが、一括して委託したい
・求人作成にかかっている工数やコストを削減したい
3. 応募者管理・スクリーニング
「誰をどこまで対応したか」が煩雑になりやすい管理系の業務。
求職者は一度に複数社に応募していることが一般的なので、対応が遅くなると他社に流れてしまう恐れがあります。選考途中での離脱や内定辞退を防ぐためにも、アウトソーシングするのがおすすめです。
具体的には、応募者の書類・情報の管理、選考日程の調整、合否通知など。選考基準が決まっていれば、採用代行(RPO)サービスによる応募者のスクリーニングも可能です。各サービスを比較し、候補者目線に立ちながらスピーディーに対応する採用代行(RPO)サービスを選ぶと良いでしょう。
<こんな企業におすすめ>
・応募者が多数で情報管理に手間がかかっている
・応募者へのレスポンスに時間をかけてしまっている
・書類確認をプロに任せることで、きちんとスクリーニングをかけたい
4. DM・スカウト配信
工数のかかるDM・スカウト配信を採用代行(RPO)サービスに委託することで、採用活動の効率化を図れます。DM・スカウトメールの内容について採用代行(RPO)のノウハウを学ぶことで、自社でダイレクトリクルーティングを行う際の資産にもなるでしょう。
<こんな企業におすすめ>
・採用ターゲットに響くスカウトメールを作成したい
・スカウトやDMを積極的に送っているのに返信率が低い
・スカウト作成やダイレクトリクルーティングのノウハウを学びたい
5. 面接代行
応募数が多い、面接官が不足しているという場合、採用代行(RPO)サービスに面接業務を委託することも可能です。面接官に人事経験者やキャリアカウンセラー経験者を指定できる代行会社もあるので、しっかりと比較検討しましょう。
ただし、面接をアウトソーシングする場合、社内の雰囲気が応募者に伝わりづらい、会社の印象が想定と異なってしまうなどの懸念も。ミスマッチを防ぐためにも、代行会社との密なコミュニケーションが必要不可欠です。
<こんな企業におすすめ>
・業務に追われて面接時間がなかなか取れない
・面接官にアサインできる人が社内に少ない
・面接経験が乏しく人材を見抜くポイントが掴みきれない
6. 説明会代行
企業に代わって代行会社が説明会を行います。説明会の参加者にどのような内容を伝えるかを事前に相談し、資料・スライドなどは自社で準備するのか、もしくは採用代行(RPO)サービスにアウトソーシングするのかも確認しておきます。
<こんな企業におすすめ>
・企業説明会を開催するものの参加率が低い
・説明会の参加率は良いが、選考への応募率が低い
・採用ターゲットを魅了する企業説明会を企画したい
【4】採用代行(RPO)サービス10社を比較
ここからは、おすすめの採用代行(RPO)サービスを10社ご紹介します。
企業ごとに特徴も掲載していますので、サービスの比較検討にお役立てください。
■株式会社トライアンフ
【特徴】
・新卒、中途、業種などに関わらず、採用活動の全工程において支援可能
・長年培った経験と独自の仕組みにより、さまざまな業務に柔軟に対応
・業務の効率化や難易度の高い求人の充足に向けてPDCAを回し、採用活動を最適化
・常駐型アウトソーシングにより、採用経験の豊富なスタッフを派遣することも可能
【料金】
・要問い合わせ
【URL】
https://www.triumph98.com/
■株式会社EISHIN
【特徴】
・求職者の動きを可視化し、採用CX(候補者体験)の向上を実現
・採用ピッチ資料などのあらゆるツールにおいて求職者の動向をデータ化・分析
・分析結果をもとに効果的な施策を提案・運用
・最短1週間と、スピーディな導入が可能
【料金】
・要問い合わせ
【URL】
https://ei-shin.com/
■株式会社プロ人事
【特徴】
・プロの漫画家と契約し、漫画を活用した採用マーケティングを実施
・単独説明会代行、合同説明会代行による「母集団形成」も得意とする
・コンサルタントは大手人材会社の出身者や人事経験者
・採用設計だけでなく、採用ツールの改善やブランディング、人事研修まで幅広く支援
【料金】
・要問い合わせ
■マルゴト株式会社
【特徴】
・ベンチャー・成長企業をメインターゲットに、面接以外の業務はすべて委託可能
・1か月単位での契約が可能で、導入へのハードルが低い
・月額45万円(税別)を提示し、料金プラン・契約形態が分かりやすい
・業務量の変動に応じて柔軟なプラン変更が可能
【料金】
・「ライトプラン」月額45万円(税抜)〜
【URL】
https://marugotoinc.co.jp/
■株式会社ネオキャリア
【特徴】
・延べ10,000社以上の採用に携わり、ターゲットに応じた集客方法の提案から実務代行まで幅広いサービスを展開
・説明会・面接などの日程調整、応募者対応、面接代行など、採用業務全般の対応が可能
・採用手法や業務範囲など、企業ごとの状況に合わせカスタマイズが可能
・24時間365日・土日祝・夜間対応。人材会社ならではの採用ノウハウでサポート
【料金】
・要問い合わせ
【URL】
https://www.neo-career.co.jp/humanresource/
■株式会社キャスター
【特徴】
・累計500社以上の採用支援実績あり
・独自ツールで算出するデータと蓄積したノウハウをもとに、論理的な採用を実行
・リクルーター・応募者対応・原稿担当の3名体制で採用業務を前進
・「月額プラン」と「カスタマイズプラン」を状況に応じて選択可能
【料金】
・「スタンダード」月額40万円(税抜)〜
【URL】
https://recruiting.cast-er.com/
■株式会社キャリアマート
【特徴】
・RPAを活用したロボットによる大量データの高速対応と、正確なアウトソーシングが可能
・数名の厳選採用から100名以上の大規模採用まで対応
・採用アウトソーシング15年以上のノウハウを提供
・支援期間は最低3日から可能で、導入ハードルが低い
【料金】
・月額1万円〜
【URL】
https://www.careermart.co.jp/
■株式会社パソナ
【特徴】
・採用プロジェクトのスピーディな立ち上げが可能
・顧客ニーズに合わせて、オンサイト・オフサイトのいずれでもサービス運用が可能
・派遣管理サービスや人事付帯業務代行サービスなど幅広いサービスを提供
【料金】
・要問い合わせ
【URL】
https://www.pasona.co.jp/clients/service/bpo/rpo-staffing-management/
■リクルートスタッフィング株式会社
【特徴】
・リクルートグループの総合力を備え、リクルートグループの人材採用のノウハウを提供
・採用フローに応じて柔軟にカスタマイズできる運用力あり
・各種サービスから利用したい機能を組み合わせて手軽に導入可能
【料金】
・要問い合わせ
【URL】
https://www.r-staffing.co.jp/sol/contents/client/lp/rpo_01/
■マンパワーグループ株式会社
【特徴】
・新卒・中途・アルバイト採用のすべてに対応し、年間5,000名以上の採用を支援
・メディアコントロールにより広告最適化を実現
・採用業務に特化した質の高いオペレーション体制を構築
・経験豊富なオンサイトリクルーターやリサーチャーが常駐可能
【料金】
・要問い合わせ
【URL】
https://www.manpowergroup.jp/client/serve/employ/
【5】採用代行(RPO)を活用するメリット・デメリット
メリット
・本来時間をかけるべき「コア業務」に集中できる
・採用のプロから採用手法のノウハウやトレンドを学べる
・採用にかかる時間・コスト削減につながる
・応募者に対して丁寧な対応ができる など
デメリット
・委託の費用がかかる
・代行会社との連携不足で認識のズレが生じる
・応募者と直接関わる機会が少なくなる可能性がある
・代行会社に任せっぱなしにすると自社に採用ノウハウが蓄積されない など
【6】まとめ
採用代行(RPO)は、サービスごとに特徴があります。採用を成功させるためには、数ある代行会社から「自社に合うサービス」を選ぶことが何より重要です。
・自社に合った採用代行会社に依頼する
・対応可能な雇用形態と業務範囲を確認する(依頼したい業務に対応しているか)
・実績は十分あるか
・良質なコミュニケーションがとれるか(進捗共有など)
・得意分野は何か など
これらの情報をもとに、採用代行(RPO)サービスを比較します。
採用課題を解決し、求める人材を獲得するためにも、パートナーとして親身になって対応してくれる会社を選びましょう!
NOVELの採用代行(RPO)サービスは、代行業務を通じて得られたデータをもとに戦略的な採用戦略を策定します。ノンコア業務の負担を減らしながら、最適な採用ブランディングの構築を支援します。
各社の採用担当者・人事が交流し、明日からの業務に活かせるアイデアを持ち寄る「人事る部」というオリジナルの交流会も。採用代行(RPO)サービスをお探しの方や、採用活動に課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
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