ART GALLERY
アートギャラリー
URO
1% for Artに触れて
若手アーティストを中心に取り扱うコンテンポラリーアートギャラリーを運営しています。
そのきっかけは、アメリカを中心として啓蒙されている1% for Artという取り組みでした。
1% for Artとは、公共工事や公共建築の費用の1%を、その建築に関連するアートのために支出しようという考えです。
ルーツは戦前のアメリカで、当時の大恐慌に対するニューディール政策の一環として、職を失って苦境にあるアーティストにも公共建築費の約1%を割いて、建物や公園に飾る芸術作品を発注しました。
戦後、1% for Artは雇用対策ではなく、文化芸術振興策の一つとして欧州で導入され、現在アジアでは韓国と台湾で法制化されています。
(出典:日本交通文化協会 https://jptca.org/one-percent-for-art/ )
クリエイティブと社会の未来予想地図
現代アートは、単に見た目の美しさではなく、「美の未来を創造する」ことに価値が置かれます。
様々なアーティストが様々なアプローチで、美の新しい可能性を模索し、作品とともにステイトメント(作品の要約文章)を残す。
特に現代ではステイトメントが重要視されており、単に作品を鑑賞するのではなく、そのアーティストがどういった視点・技法で先行研究をアップデートしたのかを理解する必要があります。
この工程は、クリエイティブや実務においても非常に重要な工程です。
スタッフが、時にはクライアントも含めて、現代アートのもつ創造性と独創性、そして多様性に触れることで、世界の解像度をあげ、世界の面白さに気づいてもらえることで、ビジネスはもとより個人の人生がより豊かにしてもらえたら…と思い営んでいます。